2005年 11月 04日
今日も、〝島熊山〟に日が落ちて・・・
玉かつま 島熊山の夕暮れにひとりか君か 山道(やまじ)越ゆらむ
万葉集に詠まれた島熊山はここだといわれていますが、
ほとんどの書物では所在不詳となっているとか・・・。
大阪府豊中市北部に位置する千里丘陵の尾根筋にわずかに残された島熊山。
豊中市はほとんどが住宅地や商業地で、自然の状態に近い緑地は島熊山の雑木林だけになってしまったようです。
38年位前、千里側ふもとは秋の七草や笹りんどう、松虫草、野アザミ、千日紅などの野草の宝庫でした。
あの花たちはどうなっているでしょう?山つつじも可憐に咲いていました・・・。
今では、遠くから夕日を眺めるたびに〝島熊山〟に日が落ちていく・・・・と。
by CK_centaurea
| 2005-11-04 18:32