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さもない日常の中で、出合ったこと、気になること、感じたこと・・・。


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カテゴリ:映画・DVD・TV・演劇( 31 )

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 二兎社の「歌わせたい男たち」が「第5回朝日舞台芸術賞」グランプリに輝きました。
 自分が観た作品がグランプリをとるなんて、チョット嬉しいですよね。
学校現場で「君が代」斉唱をめぐって様々の意見を持つ教師達が卒業式当日の数時間の間にそれぞれの思いを語っていく。ユーモラスに描いてはいるものの結構重いテーマなだけに、こういう演劇が評価されるのは嬉しいです。
グランプリをとったのだから、再演があるかもしれません。ぜひ一度観て下さい。

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by CK_centaurea | 2006-01-10 02:05 | 映画・DVD・TV・演劇

週間ブックレビュー

e0057640_1802994.jpgamazonから4冊の本が届きました。
日曜の朝、教会に出かける前のひととき、NHK・BSの「週間ブックレビュー」を見るのが習慣になっています。
週間ブックレビューは司会者が児玉清さん、藤沢 周さん、長田渚左さん、三舩優子さんが週代わりで毎週出演の中江有里さんと共に、ゲストを招いて「おすすめの一冊」など書評を分かち合う番組です。
時々、「読みたいな」と思う本があればメモをしておいて、買ったり買わなかったり〈笑〉・・・で、今回は2週にわたっての「読みたい本」をアマゾンで購入した次第です。

12月11日放映 岸田今日子(女優)さんおすすめの一冊は

書 名 ロスチャイルドのバイオリン
著 者 アントン・P・チェーホフ作 イリーナ・ザトゥロフスカヤ絵 児島宏子訳
出版社 未知谷
本の内容 「桜の園」「三人姉妹」などの戯曲で知られるロシアの作家・チェーホフ。彼が遺した短編小説が絵本となって蘇りました。物語の主人公は、小さな町に住む老人・ヤーコフ。棺桶屋のかたわら楽団でバイオリンを演奏している。
「どうして人間は損したり、何か大事なものをなくしたりせずに、生きていけないのだろうか?なぜヤーコフは一生、悪態をつき、がみがみ怒鳴り、拳骨を振り上げて飛びかかり、妻を蔑んだのだろうか?」(本文より)
40点を超える絵とともに描かれるチェーホフの世界が、人生とは何かを静かに問いかける一冊です。


東陽一(映画監督)さんおすすめの一冊は
書 名 イン・ヒズ・オウン・サイト ネット巌窟王の電脳日記ワールド
著 者 小田嶋隆
出版社 朝日新聞社
本の内容 コラムニストとして知られる著者が1998年からインターネットで始めた日記を一冊の本にまとめました。
語られるのは、政治やメディアから、サッカー、野球、そしてペットのイグアナのことまで様々です。
「私とて、こんな一銭にもならないページの更新に励んでいるのは事実なわけで、まあ、勤勉といえば勤勉なのかもしれない。もしかしたら、あらゆる人間は、基本的には勤勉なのかもしれない。」
「あんまりがんばるべきではない。このへんでおしまいにしておこう。」(本文より)
ボヤキと怒りを交え、現代社会に鋭く迫る「新しい日記文学」です。


12月18日放映 高野明彦(国立情報学研究所教授)さんおすすめの一冊は
書 名 良心の領界
著 者 スーザン・ソンタグ著 木幡和枝訳
出版社 NTT出版
本の内容 批評家として、作家として、国際社会で精力的な活動をしつつも、昨年亡くなった著者。
2002年、東京で行われたシンポジウムから、講演会や新聞記事、インタビューなど最近の言説をまとめた一冊です。
『安寧は人を孤立させます。自分だけの生活を営み、適度にうまくやり、習慣にひたり・・・・・そのうちに、外の世界のほとんどの人に何が起きているか、それを知るきっかけを見失ってしまいます。ですから私はしょっちゅう旅をしています。世界は「私」でないものごとで溢れていることをつねに忘れないように。世界は「私」のためにあるのではないのだ、ということを忘れないために。』(本文より)
アメリカの外交政策に対する冷静なまなざしや文学や美術に関して、知的で、刺激ある言葉に満ちています。


12月18日放映 この日の特集は文芸評論家の北上次郎さんと関口苑生さんの二人による、今年出版されたミステリー作品についての紹介。
そのうちの一冊がこれ、北上次郎さんおすすめの『容疑者Xの献身』東野圭吾著 <文藝春秋>


※本の内容 は「週間ブックレビュー」のサイトから

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by CK_centaurea | 2005-12-29 18:13 | 映画・DVD・TV・演劇

ローザ・パークス物語

  海外ドラマの録画を今日やっと観ることが出来ました。
「ローザ・パークス物語」(12月10日、NHK総合で放映)
  このブログ(カテゴリ=新聞記事から)で取り上げた「いいなりにならない勇気」のローザ・パークス(1918年~2005年10月24日 92歳没)の物語です。
  彼女の勇気は子どもの頃から、祖父や母の言葉によって育まれてきたものだということが、よく分かりました。勿論、彼女自身の感性がそれをさらに育てたということは否めないことですが・・・。


e0057640_1681268.jpgローザ・パークス物語
  ところはアメリカ南部。転入先の小学校には白人の女性教師がいた。ある日、テストの解答用紙を集める時に、同級生が自身の解答用紙を破り棄てる。教師はその女生徒にテストが出来なかったのか、と問いかける。その生徒は「読み書き計算をして何になるの?私たちは洗濯や赤ちゃんの子守りだけなのに・・」と疑問を投げかける。彼女の疑問に答えられる人は?との教師の問いに、ローザは答える。
  「勉強をするのはみんなと平等になるため。やる気があれば何でも出来る。同じ人間に上も下もない。女も男も、白人も黒人もない。他人はお前の全てを奪える。命もだ。でも人としての尊厳は誰も奪えない。それを奪えるのは自分だけだ・・・と、おじいちゃんがよく言っていたことを私は信じている」。
  教師は「みなさん、学校で習ったことを全部忘れてしまっても、今、ローザが言ったことは全て覚えていて下さいね」と生徒たちに話す。
  成人したローザはデパートのお針子として働くうちに理髪店で働くレイモンド・パークスに熱心に求婚され、結婚。ささやかながらも幸せな日々を過ごす。

  当時のアメリカ南部は、公園の水飲み場やバスの昇降口や座席までも白人専用と有色人種用とに分けられていた。靴を買うときには試し履きすることができず、足型を書いた紙を持参して買物をしなければならない。もちろん、選挙権もない。ほしい場合は白人とは違う面倒な手続き(勉強)が必要で、しかも記述に間違いがないにもかかわらず、役所の白人女性は「No」と言い、申し込用紙を受理しない。そんな時代であり、地域であった。

  ある時、同級生ジョニーがNAACP(全米黒人地位向上協会)で働いていることを知ったローザは、自らもボランティアで働き始める。1955年、ローザは満席のバスに乗ってきた白人のために、席を譲れと命令した運転手に対して、その指示に従わなかった。そして、「警察をよぶなら呼べばいい」と頑固拒否した挙句、逮捕されてしまう。しかしこれに対して、キング牧師を中心に、モントゴメリーの街中の黒人が立ち上がり、黒人の自由と平等を求めたバス乗車ボイコット運動がはじまった。そのことにより、ローザ自身にもまた家族にも圧力や脅迫が相次ぐ時、ローザもレイモンドも職を失う。
  そんな中でフト、彼に捨てられるかもしれない・・と悩んだ彼女は母親に愚痴をもらす。
「運転手に、逮捕させるように言ったのはこの私だもの」
「自分のしたことを取り消したいわけ?」
「分からない」
「どうして?分かるでしょ。お前はね、今は自分のしたことを後悔しているけれど、同じ状況になったら必ず同じ事をする。自分でもどうしようもないのよ。お前はそういう娘(こ)なのよ、ローザ。何を迷うの?私は神様にいつも感謝しているわ。お前がそういう娘なのを」

  市営バスのボイコット中、乗合バスを待つためのバス停。
  ローザのしたことでバスをボイコットするはめになったことに不満を持つ若者と足の悪い老人の会話を黙って聞いているレイモンド。
「抗議運動なんかしても何にもかわらないよ。世の中なんか変わらないじゃないか」
「わしも疲れたよ」と老人。
「ほらね。オレだけじゃねぇよ」
「この足はもうボロボロだ。お前には想像もつかないほど、長い長い道のりを歩いてきたからね」
「そうか、オレだってかなり歩いたさ」
「魂が辛いんだよ。もうイヤだ。人間らしく扱って貰えないのなら」
「そうだよな。言うことはわかるよ」
「イヤ、分からん。お前にはちっとも分かっていない。ローザがあのバスで言ったことを分かっておらんじゃろ。だがな、わしにはよーく分かる。わしは必要ならいつまでもバスに乗らずに歩く。いつまでもバスに乗らずに歩き続けるよ。確かに足は疲れちゃいるが、でも、魂は安らかじゃ」
「そうよ、足なんか疲れたって我慢できるわ。私たちの子どもや孫のためにあるいているんだから」と傍にいた婦人。
いつまでも乗合バスがこないので荷物をもって杖をつきながら歩き始める老人の後を、若者が「荷物を持つよ」と追いかける。その横をガラガラの市営バスが通り抜けていく。

  自宅に戻ったレイモンドは、疲れて眠っているローザの傍にすわり、いとおしそうに妻の寝顔を見つめる。目を覚ましたローザに彼は言う。
「出会った最初から、分かっていた。君はモントゴメリを、いや、南部全体をひっくり返す人だって。君がバスでしたことはいろいろなことを変えてしまった。みんな自分について考え始めている。人をどう扱うべきか。人生をどう生きるべきか・・・」

  1956年11月。連邦最高裁は「人種隔離政策」を違憲とした。
ローザとレイモンドは1977年レイモンドの亡くなるまで夫婦仲睦まじく暮らした。


  2005年10月24日、ローザは92歳でこの世を去った。
  たった一人の、たった一言で世界を変えることが出来る火種になる。と、このローザ・パークス物語(ノンフィクション)は教えてくれる。
  私の周りでも〝差別〟というような大きなことでなくても、理不尽な事柄がまかり通っている状況がよくある。馴れ合いの和であったり、仲良しごっこはいらない。私は、NO!というべき時にはNO!と言い続ける。
  数ヶ月前、「身内を庇うのもいい加減にしなさい。事実をはっきりと見据え、受け入れなさい」というようなことが私の周りで起こった。人権を擁護しなければならない組織に於いて、人権侵害が起こったことを、長は「人権侵害やいじめという言葉は言い過ぎだ」と言う。身内でそのようなことが起こったことを受け容れ難いのはよく分かる。しかし、言い過ぎでも何でもなくそれは「事実」なのだから、そのことを真摯に受け止めて欲しい。肝心なのはその後の対処の仕方なのだから・・・。

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by CK_centaurea | 2005-12-13 16:14 | 映画・DVD・TV・演劇
日本・中国・南北朝鮮 民衆の連帯でアジアの平和を!
「憲法・教育・歴史」の逆流を止めよう

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2003年中国ハルピンで27歳のリウミンに出会った彼女の涙は止まらなかった

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戦争が終わって60年 中国の大地には今も 
日本が棄てた毒ガスが眠り続けている

詳細は下記の「時のしるし会」ブログにて
http://tokinet.exblog.jp/
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by CK_centaurea | 2005-12-01 00:14 | 映画・DVD・TV・演劇

歌わせたい男たち

芸術の秋。第三弾は演劇鑑賞。だから、というわけではありませんが、
11月23日、「歌わせたい男たち」ニ兎社公演をドラマシティで観て来ました。


e0057640_11336100.jpg歌わせたい男たち

●作・演出
永井 愛

●出  演
戸田恵子(仲ミチル・・音楽講師) 
大谷亮介(与田是昭・・校長)
小山萌子(按部真由子・・養護教諭)
中上雅巳(片桐学・・英語科教師)
近藤芳正(拝島則彦・・)社会科教師




  売れないシャンソン歌手だった仲ミチルは、ようやく、ある都立高校の音楽講師という今の仕事にありついた。今日はミチルが初めて迎える卒業式。国歌斉唱の際、伴奏をするようにと校長の与田から命じられていた。だが、ミチルはピアノが大の苦手、おまけにアガリ性でもある。「私のせいで厳粛な式が台無しになっては・・・」と、ミチルは早朝から音楽室にこもり、伴奏の稽古に励んだ。だが、極度の緊張のせいか、指が震えだし、おまけに眩暈までしだした。そのせいで本番で着る服にコーヒーをこぼしてしまい、服を乾かしている間に保健室のベッドで休んでいる。その間も「本番で間違えたらどうしよう」と、焦りはつのる一方だそこへ、校長の与田が保健室へやって来た。そのうちに「服が乾いた」と養護教諭の按部が戻ってくる。着替えたミチルの服に校長は唖然とする。ステージ衣装さながら・・。が、着替えに帰っている時間はない。そうこうするうちに、英語教師の片桐、社会科教師の拝島も出入りして、保健室でストーリーが展開していく。
  実は、今日「君が代」の伴奏が無事に行われることは、ミチルだけの問題ではなかった。都議会委員、教育委員関係者も列席する中で、「君が代」の斉唱を拒否し、着席してしまう者が出たら、校長の指導力が問われかねない。校長の与田や、「君が代・日の丸」推進派の教師にとって、肝心のピアノ伴奏者に不調が生じてはまずいのだ。しかし、教師の中には、「君が代」斉唱に反対して不起立宣言をしている者や、全く無関心の者もいて、今回のハプニングに対する彼ら・彼女らの反応は様々である。
  不起立宣言をした教師のクラスにいる在日コリアンの生徒が、担任に迷惑をかけたくないとの思いで、今年は起立するという。退職した職員の「君が代斉唱時の不起立」を訴えかけるビラの配布。それに介入する警察。そんな問題も絡める中、それぞれの思惑が交錯する。
保健室に立て篭もってしまった音楽教師に焦点を当て、人間にとって「内心の自由」とは何かを問いかける。時には小泉首相の靖国参拝も皮肉り、暗く重いテーマながらコミックに描かれている。
  カーテン・コール3回。鳴り止まない拍手。通路という通路に補助イスがでる盛況ぶりでした。とてもよく出来た脚本でした。
  アンパンマン役や、ジュリア・ロバーツの声の吹き替えなど、声優としても知られる、戸田恵子さんが秀逸でした。


=おまけ=
ドラマシティの隣にあるホテルでは、大きなクリスマス・ツリーが・・・
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観劇のあと、ちょっと贅沢にホテルでお茶しました。
「いが栗のモンブラン」美味しかったです。
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by CK_centaurea | 2005-11-24 11:41 | 映画・DVD・TV・演劇

NPO法人 パンゲア

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11月21日朝、NHK総合テレビ「おはよう日本」で、11月20日・世界子どもの日に行われた日本と韓国との間の「パンゲア・アクティビティ」のことが放映されました。
日本と韓国のそれぞれの子ども達による、パソコンでの絵文字(ピクトン)を通してのコミュニケーションの様子が紹介されました。
世界の子ども達が、文化や宗教や言葉の壁を乗り越えて分かり合えるための手段としての〝絵文字〟。なかなか楽しい試みだと思いました。
NPO法人 パンゲアのホームページでは絵文字アンケート(ピクトンアンケート)といって、下のような絵文字が何に見えるか、何を表すのか、アンケートに答えるページがあります。
ちょっと面白いですよ。
さあ、どんな意味に見えるでしょう?e0057640_2345341.gif
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「おはよう日本」では、日本で朝を表す〝山から朝日が昇りニワトリが鳴く〟絵文字が他の国では夜明け前にニワトリが鳴くので〝朝〟の意味にはならなかったり、やはり統一するのは難しいようです。

下記の文は パンゲアのホームページからです。 

パンゲアとは
パンゲア(Pangaea )とはギリシャ語で、かつて五大陸に分かれる前にひとつの大陸だった時の大陸の呼び名です。 NPO法人パンゲアは、2005年11月「世界子どもの日」を第一フェーズの目標として、世界の子どもたちが「つながり」を感じるための「つながりアクティビティ」を開発・実施していきます。
ミッション
パンゲアは世界の子どもたちが個人的な「つながり」を感じることができる環境を構築します。
距離が離れていること、言葉が通じないこと、社会的な背景が違うことなどは、子どもたちが「つながり」
を感じる機会を制限している大きな要因であると言えます。
パンゲアはインターネットを活用し、子どもたちが自発的に楽しみながら、互いの体験や創作物を共有できる場とツールを開発します。そして世界中の子どもたちに「つながり」を感じる機会を存分に提供します。
パンゲアは子どもたちの為に「ユニバーサル・プレイグラウンド」を創る研究開発型NPOです。

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by CK_centaurea | 2005-11-21 23:53 | 映画・DVD・TV・演劇
e0057640_22393467.jpg  長男からのプレゼントで、DVDの「ハウルの動く城」を観ました。
正直言って、ウ~ン、イマイチ?かな?
確かにアニメーションの技術は年々進歩しているし、よく出来ているとは思うけど・・・。
まぁ、好みの問題かも知れませんが、私は宮崎作品の初期の作品のほうが好きです。
「魔女の宅急便」や「となりのトトロ」など、分かりやすくてファンタスティックな作品も平凡だけれどフツーに「いいかな?」って感じですが、私は「天空の城ラピュタ」が好きです。
「風の谷のナウシカ」もそうですが、テーマが環境問題、人の生き方などを宇宙規模の壮大なロマンの中に描かれている・・といえば大袈裟かも知れないけれど、なんか、そんな感じがして、それをシンプルな色彩で描いていて、私は好きです。
「もののけ姫」とか「千と千尋の神隠し」、今回の「ハウルの動く城」と、どんどんアニメーション技術は進んでいるけれど、
「ハウル・・」なんかコテコテの色彩でちょっと好みではありません。
でも、原作「魔法使いハウルと火の悪魔」(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、徳間書店刊)を
読んでみたくなりました。

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DVDには1/24secondの特典が付いていました。
実際の劇場公開時に使用されたアニメーションフィルムが、
透明キューブの中に納められています。
私のフィルムは、ソフィーがハウルの代わりに国王に会いに行く場面で、〝荒地の魔女〟に声をかけられるところです。
〝荒地の魔女〟とはソフィーを少女から90歳の老女に変えてしまった張本人。
アニメーション映画の1秒は、24コマで描かれているそうです。
1コマ1コマは、たった24分の1秒だけしか見られていないのです。

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by CK_centaurea | 2005-11-16 22:58 | 映画・DVD・TV・演劇

ねがい

  11月7日のNHKのニュース番組「おはよう日本」で、広島の大洲中学校で生まれた〝ねがい〟という歌のことが紹介されていました。
  この歌は2002年に生まれた歌で、歌詞は4番までありましたが、「ねがい5番を作詞しましょう」というよびかけに応えて、今では255の歌詞が世界から集まっているという、すばらしい歌であり、企画です。
  チェルノブイリ原発で被災したウクライナの歌手ナターシャ・グジーさんも歌声祭典で歌っている様子が映し出されていました。
  この〝ねがい〟のことは〝広島から発信する平和〟というホームページに、詳しく載っていますが、歌詞がすばらしいし、こんな風に考えている中学生がいることを知っていただきたいので、ここにご紹介します。255番までHPに載っています。


この歌「ねがい」は、9.11のテロ攻撃への深い衝撃と悲しみから生まれました。あの恐るべき破壊行為、その後の報復攻撃は憎しみ以外のなにものでもありません。本当の平和は、相互理解、尊重、信頼からなるのを知らねばなりません。そのためには非暴が一番相応しいと、広島市の中学生が平和宣言を発表。その宣言文に映画「カンダハール」のモフセン=マフマルバフ監督のメッセージが加えられたものです。「21世紀、ヒロシマで生まれたイマジン」として、広島の中学生の平和のための小さな活動、これが今、「ねがい」という曲になったのです。(「広島から発信する平和」HPより抜粋)


     ねがい

1.もしもこの頭上に 落とされたものが ミサイルではなく 本やノートであったなら  
  無知や偏見から 解き放たれて  きみは戦うことを やめるだろう

2.もしもこの地上に 響きあうものが  爆音ではなく 歌の調べであったなら
  恐怖や憎しみに 囚われないで  人は自由の歌を うたうだろう

3.もしもこの足下に 植えられたものが 地雷ではなく 小麦の種であったなら
  飢えや争いに 苦しまないで 共に分かち合って 暮らすだろう

4.もしもひとつだけ ねがい 叶うならば 戦争捨てて 世界に愛と平和を
  このねがい叶うまで 人類(わたしたち)は 歩みつづけることを やめないだろう

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by CK_centaurea | 2005-11-08 18:37 | 映画・DVD・TV・演劇

DVDの特典というのは、映画の本編だけではなく、インタビューやエンドロールで流れるデュエットのビデオ・クリップや撮影の裏話などが収録されています。WOWOWで観れてもこれはないので紹介します。

e0057640_258987.jpg監督:フィリップ・ミュイル
撮影:ニコラ・エルドゥ
音楽:ニコラ・エレラ
出演:ミシェル・セロー / クレール・ブアニッシュ / ナドゥ・ディウ /

ジュリアン役は、ミシェル・セロー。1928年、フランス・Brunoy生まれ。現在のフランス映画界を支える重鎮として、偉大な存在感を誇っている。と、いわれている名優。
エルザ役のクレール・ブアニッシュは1994年生まれ。フランスで公開された『千と千尋の神隠し』やディズニー映画などの吹替えで声優を経験しているものの、映画出演、演技は、この『パピヨンの贈りもの』が初めてなのだそうです。

ミシェル・セローは役柄やクレールについて、次のように語っています


e0057640_314579.jpg人生を諦めていた男だ
だが次第に愛や生きがいをを再び見いだす
人との出会いは発見でもある
彼の人生には様々なことがあった
少女との出会いは 彼の再生とも言える
再生への旅だ
物語の結末では完全に生まれ変わったと思う
出会いのお陰だ
役者である私も同じだ
彼も私も出会いを受いれ 身を委ねた
予想外の出来事が重なり数日間 少女と過ごすことになる そして発見することができた
生きていくための あらゆる可能性をね まさしく それはユーモアや感動の中にもある
役者は果物と同じで 熟した時が摘み時だ 待つ必要がある何テイクでもいい
いらだってはいけない 待つことは我々二人にとっても いい事かも知れない
待てば雲が去って 別の光が照らしてくれる
そこをすかさず カメラが撮ればいい 注意深く待機していないとダメだ映画は冒険だ
e0057640_321311.jpg=クレールについて=
彼女は何と言っても 初々しい
可愛いし とてもチャーミングだ
まだ8歳だが頭の回転が速いし賢い
他にもたくさん 魅力がある
私は彼女の話に耳を傾けるだけだ
私が良い演技をしているとしたら
80%は彼女のお陰だ
彼女が私の能力を 引き出してくれたと思う
高めてくれたんだ
彼女の“なぜ?”という問いに答えることによって 私も真実を再発見した 話に耳を傾けることが大切だ

独演する役者にはいっさい興味がない

聞かれたらきちんと説明しないとな 相手は少女だ注意を払う必要がある 
“私はキャリア50年の役者だ”と言っても無駄だ
彼女の話に耳を傾けたお陰で 真実やユーモアを再発見できた


彼は本物の大物ですよね。「私が良い演技をしているとしたら 80%は彼女のお陰だ 彼女が私の能力を 引き出してくれたと思う 高めてくれたんだ」8歳の少女に対してこのように言えるということは、なんて謙虚な人なのだろうと思います。物語の中でも年齢を超えて、人間として友情を育んでいくわけですが、新人のまして8歳の少女に、役者としても相手を尊重して、一人の女優として見ているのですね。

クレールもインタビューにこたえています

e0057640_310267.jpgやらなければいけないことがたくさんあるし
映画の主役は特に大変
なぜかと言うと
映画の主役になると
いつも現場にいなくちゃいけない
撮影の初日は緊張しちゃったけど
2日目からは上手くいった
=何故緊張したの?=
何かちょっぴり恐かったの
映画出演は初めてだったから
e0057640_312103.jpgなぜかというと
エルザは私とは違う性格だから
エルザはずる賢いんだもん
=女優としてはどう?上手に演じられた?自分ではどう思う?=
もっと上手に出来るのにと思う時と両方あった
=ミュイル監督はどう?=
優しい
=厳しくない?=
ノン
=要求が多かった?=
映画に関係あることはね 当たり前よ


「要求が多かった?」「映画に関係あることはね 当たり前よ」この言葉。なんと、8歳にしてもう役者魂があるというか、プロです。しっかり女優しています。

子役のキャスティング担当の言葉
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この子しかいないと思ったのよ
他の子たちが色褪せてみえたわ
子役の時は念のために2~3人選ぶの
急病で降板すると困るから
でも他には選べなかった
クレール以外ありえない


納得しますよね!

年齢や立場を超えて、人間として真摯に向き合うことは、
幅を広げ、新しい自分を発見することにもなるのですね。

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by CK_centaurea | 2005-10-14 03:23 | 映画・DVD・TV・演劇
  映画館に行くと必ず、酸欠で頭が痛くなる私は、映画は専らDVDやWOWOWで楽しんでいます。
  2004年に劇場公開された映画ですが、先日WOWOWで放映していたので観ました。すごく気に入ったので再放送の時に録画をしようと思っていたのに失敗。それで、DVDを購入。特典がついてるしね。監督や出演者のインタビューや、裏話などね。2倍楽しめるってもんです。チト、高いけど・・・。
  11月にWOWOW2でまた放映するようですから、観れる人はお見逃しなく。ただいま、一押しです。


e0057640_350450.jpgパピヨンの贈り物 (原題:Le Papillon)
  パリのアパルトマンで一人暮らしをしている年老いたジュリアンは、趣味の蝶の蒐集に没頭する日々。ある日、彼の部屋の上階に、8歳の少女エルザと母親が引っ越してきました。25歳のシングルマザーは看護助手の仕事で忙しく、放課後のエルザはいつもひとりぼっち。
  ある日の放課後、「ママと映画を観て、一緒にハンバーガーを食べたい」。そんなささやかな願いが叶わず、寂しい思いをしている少女、エルザ。見かねたジュリアンはエルザを自分の部屋に招き入れます。けれども、エルザは入ってはいけないといわれた秘密の部屋の扉を開けてしまい、すぐに追い出されてしまいます。そこはジュリアンの大切な蝶が飛び交う花と緑のガーデンだったのです。
  そんな折、ヨーロッパで最も美しいと言われる幻の蝶“イザベル”が、フランス南部のヴェルコールの山に現れると聞いたジュリアンは、さっそく車で出発。ところが、いつの間にか、エルザがこっそりと車に隠れていた。どうしても山に行きたいというエルザ。母親との連絡もとれず、仕方なく連れて行くはめに。「ほんの少しでも文句や不満を言ったら家に送りかえす、宅配便でも送れる」といいながらも、トレッキングシューズを買ってやり、エルザとジュリアンの奇妙な旅が始まります。途中、何度も母親に連絡を取ろうとするジュリアン。エルザは家の電話番号ではなく、公衆電話の番号を教えたり、ジュリアンの携帯電話に細工をして通話できなくしてしまう。
  一方、パリでは翌朝帰宅したエルザの母が、娘の不在に気が動転し、すぐに警察に連絡。街には“エルザ誘拐事件”のニュースが駆けぬけます。
  そんな大事になっているとは知らない二人は、時には喧嘩をしながらも、おたがいの心を通わせていく旅を続けていきます。美しい高原を背景に二人の会話が絶妙です。
エルザは聡明で、ちょっぴりずる賢い女の子。ジュリアンは質問ばかりする彼女に振り回され気味で、8歳の子どもを相手に本気で怒り、エルザもそれに負けてはいません。
「子どもいないでしょ」
「なぜ そんなことを言うんだ?」
「子どもの扱いになれてない。ヨロヨロしてるもん」
「オロオロだろ?ヨロヨロだと違う意味になる」
「おじいさんなんだから どうせ同じことよ」
そんな2人が、大人と子どもの関係ではなく、人間として友情を育んでいく。
この物語は、上質な絵本のページをめくっていくように、心に温かくしみとおっていくようです。
そして、
エンドロールに流れる二人のかけ合いの言葉がとっても洒落ているのです。
「Pourquoi?」と可愛い歌声で投げかけるエルザの問いに、応えるジュリアン。
子どもらしい質問に、時には大人の風刺で応えるジュリアン。これは逸品です。


e0057640_3553613.jpgなぜ にわとりは卵を産むの?
卵からニワトリが生まれるから 
なぜ 恋人たちはキスをするの?
ハトも愛の歌をさえずるから
なぜ きれいな花も枯れるの?
それも魅力の一部だからさ
なぜ ウサギとカメのお話があるの? 
走るのは無駄だということさ
なぜ 神様と悪魔がいるの?
話のタネになるからさ

なぜ 心臓はドキドキするの?
雨はポツポツ降るから
なぜ 時間は早く過ぎるの?
風が吹き飛ばすから 
なぜ 手と手をつなぐの
ほっとするから
なぜ 神様と悪魔がいるの?
話のタネになるからさ
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by CK_centaurea | 2005-10-13 03:59 | 映画・DVD・TV・演劇