さもない日々の暮らしの中で ・・・  danslavie.exblog.jp

さもない日常の中で、出合ったこと、気になること、感じたこと・・・。


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カテゴリ:映画・DVD・TV・演劇( 31 )

オペラ カルメン

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 「カルメン」の曲は馴染みの曲で、よく耳にしますが、カルメンを全幕とおして観賞したのは初めて。しかも生オペラ!学生時代の恩師のご子息がドンホセ役で出演されました。↓1月8日付けの記事「コンサート」の「父と二人の息子3人のテノールが歌う世界のメロディー」のご長男さんです。
 2月10日に教会の友人と一緒に鑑賞したのですが、なかなか楽しかったです。
 でも、オペラを鑑賞するのには色々な面(ストーリだとか)で予備知識を持って鑑賞した方が良いかも知れない・・・と感じました。

 尼崎のアルカイックホールにて。
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by CK_centaurea | 2008-02-11 17:35 | 映画・DVD・TV・演劇
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山口県岩国市は1968年以来、米海兵隊岩国基地滑走路の沖合移設を政府に懇願、要請してきた。
1996年、悲願だった沖合移設工事がようやく始まった。しかし米軍再編で騒音被害が緩和されるどころか基地機能が更に拡大強化されることを知らされた。もうこれ以上の基地強化はイヤだ!
岩国市住民は猛反発、市議会も受入反対を全会一致で決議した。住民の願いがは国に届かなかった。逆に受入の賛否をめぐって議会が紛糾、井原市長は最後の切り札として直接住民に意見を聴くという住民投票条例を発議(請求)した。e0057640_1623894.jpg

2006年3月12日
岩国市は横須賀を母港とする空母艦載機の受入の是非を問う、米軍再編問題では全国で初めての住民投票を実施した。 西山正啓監督

          *****

 「消えた鎮守の森」に先駆けて、この説明が映し出され、岩国市長の住民投票への参加の呼びかけから住民投票が終わるまでを追ったドキュメンタリーが始まった。そして、「消えた鎮守の森」。それはありのままの住民の声を拾いあげたものだった。そこには活動家、運動家といわれる人たちの姿はなく、子供たちの未来を思い、普通の暮らしを大切にする市井の人たちの静かな怒りが込められていた。「消えた鎮守の森」には〝つづき〟があるようだ。この闘争に集結がくるまで西山監督は撮りつづけるだろう。

e0057640_1623324.jpg現在、愛宕山から移転された神社は、敷石と鳥居は移設されたが、ご神体はプレハブの中にある。
愛宕山では、毎年、神社でお祭りがあり、相撲大会、花見など、住民たちのふるさとそのものであった。
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この日、同時上映されたのは、「ベトナムに生まれて~枯葉剤を浴びた村から」
西山監督がドキュメンタリーを撮り始めた頃、最初に関わったのは水俣病のことだったそう。
水俣、ベトナム、沖縄、岩国・・・一貫して流れているのは、真実を伝えよう、伝えたいという熱い思いのような気がする。ドキュメンタリーもさることながら、この監督の生き方にいたく惹かれた。
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by CK_centaurea | 2007-10-16 16:27 | 映画・DVD・TV・演劇

白虎隊

 何ゆえ今頃「白虎隊」なのか?
それは悪夢の携帯電話から始まった。「もしもし・・・」と、元気のない長男からの電話。「どうしたん?」と、私。
 先日、彼女のお祖父さまが、亡くなられたところ。また悪い知らせでも?は取り越し苦労だったけれど、ある意味、悪い電話(?)だった。始まったのだ!「AFCアジアカップ2007」がっ!
ワールドカップが始まれば、DVDレコーダー(を買う前はビデオレコーダー)が、占拠されていた。息子たちが出て行ってからは「やれやれ」と思っていたら、「マコトに申し訳ないのですが・・・」と録画の依頼。
 地デジ対応の、しかも狭い家なのに我が家よりも大きいTVを買い、DVDレコーダーも買ったはずなのに、「なんで?」「BS観れないから・・・」なんてこった!NHK総合や民放を録画するのは簡単だけれど、BSもWOWOWも録画がややこしい。何度か失敗している。ビデオレコーダーも接続したままだからなのか、ケーブルTVのせいなのか分からないけれど、DVDレコーダーの予約設定だけではなくて、ビデオの方も予約設定をしておかなければならい。それを、時々忘れたり、設定を間違えたりして失敗する。
それと、「白虎隊」がどういう関係なのか?そう、HDDデスクが満杯になってきたので、録画をするために空きを作らなければならなくなって、一回ダビングをしたら、HDDから消えてしまう録画もたくさんあるので、高速でDVDに移せば簡単に空きが作れるのだけれど、この際だからHDDデスクを整理することにした。
そこで、1番目からみていくとTV朝日の「新春ドラマスペシャル=白虎隊」だった。私は観ていないし、興味もなかった。確か長男が好きそうだと思って録画しておいたのを、長男もまだ観ていなかったのだった。
 DVDにダビングをしようと思って、せっかくなら暇だしCMを抜いておいてあげようと思って、作業をし始めた。早送りをしながら作業をするはずだったのに・・・えっ?白虎隊のはずなのに、何で現代の映像が?と思い、普通の速度で再生してみた。なんと、始まりは、歩道橋で地べた座りをして携帯メールをしている今どきの若者の姿。ちょっと、観ている間に、どんどん引き込まれていって、結局チャプターの小さい画面でCMを早送りしながら、全部を観てしまった。CMをぬく作業は画面を観ながら、ドラマとCMの区切りのところで決定ボタンを押していって、終わればチャプター一覧を見て、CMの部分を削除して、ドラマの部分を隣のチャプターと結合していくという地味な作業。こんな作業をしながら観ても結構はまってしまったのだから、CMのない画面で観ると、いかばかりだろう。あらすじなどは「新春ドラマスペシャル=白虎隊」のWebサイトを見ていただいたら分かるけれど、歴史的なドラマというものは、どちらの側に立って物作りをするか、どういう視点で物事を捉えるかで、その内容が大きく変わってくるものだと改めて思った。
いつの時代も、若者を戦場へ駆り立てるものは何なのか!?
 アフリカでの内戦では10代前半くらいの少年少女が、カラシニコフを抱えて戦場に駆り出されると、新聞記事で読んだことがあるけれど、何時の時代でも、どこの場所でも、いたいけない子供達を戦場に送り出すのは大人の責任である。
飯盛山で自死した白虎隊の少年達を美化する向きもあるけれど、これは時の大人たち、為政者の責任を目くらまししてるに過ぎないと私は思う。
 この「白虎隊」ではまってしまったのは、主人公とその友人の母たちの教育観の違いだろうか。
 一人の母は「藩のお役に立つために、よりよく生き、よりよく死ね」と教える。それ以外の生きる道はない。藩主のために命をかけて戦うとき、この世に未練を残さないように、心にかける人がいれば、死ぬに死ねないだろうからと、わざと冷たく厳しく子供を育てる。もう一人の母は、思う人が出来た息子に「お前の選んだ道なら母は応援する」といい、「待っているから帰っておいで」と、戦場に送り出す。
 皮肉にも、藩主のために命を差し出せと教えられた息子は生きて還り、待っている(生きて還れ)と云われた息子は飯盛山で自死してしまった。
 恥知らずとののしられるのを覚悟で生き延びて還った息子を抱きしめた母は、よく生きて還ったと息子を抱きしめる。教育観が違うとはいえ、その育て方は違うとはいえ、やはり子を思う母の気持ちは、やはり、変わるものではない。と、思えたことは救いであった。8月22日にDVD発売予定です。

e0057640_1814052.jpg BSではないのに、NHK大河ドラマもいまだに録画をしている。「それぐらい出来るでしょう」といったけれど、どうやら、ダビングだけではなくて、ケースのジャケットに目当てがあるらしい。なんだったけ?仲間由記恵がヒロインをしていた、大河、その前の分も、凝り性の私はジャケットまで作ってしまった。ので、結局、今年も大河とNHKスペシャル・新シルクロードの録画&コピーをする羽目に・・・。親ばかと笑ってください。
下の表はサッカーの放送予定日。
 
 昨夜、午前3:00~5:00の録画は神経を使いました。
 何しろ、試合は「イラン 対 ウズベキスタン」
 何故か、ウズベキスタンだのトルコ、クロアチア、バルト三国などが好きな長男。
日本 対 であってもこれらの国を応援する変わり者です。
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by CK_centaurea | 2007-07-12 18:16 | 映画・DVD・TV・演劇

「殯(もがり)の森」

 河瀬直美監督「殯(もがり)の森」が、カンヌ映画祭で最高賞パルムドールに次ぐグランプリに選ばれた。「殯の森」は、グループホームを舞台にした認知症の老人と介護士の女性の物語。
 
 今日、早くもNHKBSハイビジョンで放映された。
 ‘生と死’という重たいテーマ。そして、すご~く、地味な作品。精神性の高い映画である。奈良の里山の風景がとても美しく、新緑の茶畑が目に染みる。そして、ゆっくりと時間が流れていく。
 河瀬監督も受賞後コメントをしていたけれど、わたし達が見失っているものが、この映画の中にたくさん詰まっているように思うし、この映画がグランプリに選ばれたということは、世界の人もそれを欲しているのだという気がした。
 昨夕の朝日新聞に、「『殯』とは、遺体を安置した場所で死者を思う本葬までの期間のこと。」と、あったが、映画のラスト、エンドロールが流れる前に、こう書かれてあった。

e0057640_23401541.jpg殯(もがり)
敬う人の死を惜しみ、
しのぶ時間のこと。
また、その場所の意。
語源に「喪あがり」  
喪があける意、か。

                                    写真は「殯の森」公式サイトより
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by CK_centaurea | 2007-05-29 23:23 | 映画・DVD・TV・演劇
昨夜、NHK総合で表題の対談があった。

「15年にわたってローマ人の物語と取り組んできた作家、塩野七生さん。そして、2006年に1年間世界各地をめぐり、仏教の現在を見つめてきた作家、五木寛之さん。ふたりが久しぶりに出会い、存分に思いの丈を語り合う。一神教が激しくぶつかり合う現代社会の行く末は? いじめや自殺など、心の袋小路に迷い込んでいる日本人の活路は? ローマ文明とブッダの教えから、よく生きよく死ぬための知恵について対話は続く…。」NHKオンライン・番組紹介より

昨今の新聞記事を読むと日本はどうなっているのか、と嘆く五木寛之さんに塩野七生さんは自殺やいじめや親殺しは平和の代償ではないかといわれる。イラクやパレスチナでは自殺もいじめも親殺しもないと・・・。それは日々、死に直面しているからだと・・・。確かにそうなのだと深く思う。
それにしても、五木さんはかなりのロマンティストで塩野さんはリアリストと見た。五木さんは完全に塩野さんに食われていたように思う。二人の年齢差は?塩野さんは1937年生、五木さんは1932年生。五木さんの方が年上なのだけれど、塩野さんの眼差しは〝坊や〟を見ているような感じがして面白かった。6年位前に二人の対談集(「おとな二人の午後」)を読んだことがあるが、その時は本ゆえに表情は見えないし、声のニュアンスもわからないので対等な感じがしたが、どうだったのだろう?

e0057640_18515895.jpg昨夜の対談ではないが、「おとな二人の午後」の中で、五木さんがホテル住まいをされている話があって、塩野さんは日本に帰ってきたら自分もホテル住まいを考えていると、言われていた。ホテルって必ず人の目を意識しなくてはならない。バーに行くのも人と会うのもきちんとしなくてはならないけれど、自分の家だと人の目がなくてだんだん怠けてくる。ということらしい。

これは年をとるということにつながるんだけれど、若いときはジーパンとTシャツでちゃんとさまになってたのが、年を重ねるにつれて、そういうわけにはいかなくなる。こちらのヨーロッパの婦人を見てますとね、年齢とともに、精神的にも外観的にもきちんとしなきゃいけないという彼女たちの姿に共感するの。そうしなきゃいけないでしょう。」(「おとな二人の午後」)

思わず、自分のライフスタイルを振り返って (><;;
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by CK_centaurea | 2007-01-04 18:53 | 映画・DVD・TV・演劇

お正月3日目

e0057640_19583799.jpg今日は朝からずっと誰もお出かけなし。
久しぶりの家族4人水入らずのお正月。
[もう今年でお終いなのだろうなぁ~]
と、思えばちょっと感慨深いものが・・・。
それで何をしたかっていうと、昨年話題になった
〝ダヴィンチ・コード〟(ワァ~ッ古っ!!)の、DVDを
観ました。発売後すぐに買っていたのですが・・・(><;
何をガタガタ騒いだのか不思議?
ラングドンとソフィーも言っている。
「何を信じるかだ」
明日から、長男は自分の家に帰っていき、
次男は帰宅が深夜になる生活に戻る。
我が家では穏やかな年明けでした。

洗面所のカレンダー
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by CK_centaurea | 2007-01-03 20:04 | 映画・DVD・TV・演劇

硫黄島 戦場の郵便配達

 先週の土曜日にTV放映されていた「硫黄島 戦場の郵便配達」。
 折りしもクリント・イーストウッド(Clinton Eastwood Jr)監督の「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」が日米双方の視点から描かれた二部作として話題となっています。
その「硫黄島からの手紙」の劇場公開にあわせてTV放映されたのが「硫黄島 戦場の郵便配達」。
 「硫黄島 戦場の郵便配達」のあらすじ等はWebサイトを参照していただくとして、何故、1週間も経ってこれを取り上げているかというと、実はリアルタイムでTVを観ていなかったから・・・。
その日のTV番組欄を見ていて、「長男が観たがるだろう・・・」と思って、ハードディスクに録画をしておいた。息子達のサッカーやNHKスペシャルなどですぐにHDDが満杯になり、時々整理をしなくてはならない。保存版はDVD-Rにコピーをするのだけれど、これは、と思う時は民放の分はCMを抜いて保存をする。その際、チャプターを作成してCMを抜いていく作業をシコシコとやるのだけれど、これが結構面倒。でもまぁ、時間があったので「硫黄島 戦場の郵便配達」のCM抜きを試みることに・・・。興味がなければ早送りをしながら作成していくのだけれど、これが結構はまって観てしまいました。
 沖縄の地上戦の悲惨さはよく語られ、TVでもしばしばドキュメンタリーが放映されたりしていましたし、また実際にこの目でガマ(洞窟)の数々を見ることによって想像をすることが出来ました。しかし、硫黄島のことはあまり話題に上らなかった(と、私が思っているだけ?)ように思います。
 この「硫黄島 戦場の郵便配達」は、時にはCGを使った再現ドラマと実際の写真と手紙、そして生存者の証言等を交えて作られていて、秀逸な作品だと思いました。
硫黄島でも、やはり青年達の夢が壊され若い命が絶たれていったのです。アメリカ軍が上陸して地上戦が始まって、もう勝てないと思った時、「お母さん!」と叫んで自決していった少年兵たち。これはどこの戦場でも起きたことです。そして、捕虜となって生き延びた人もまた重い荷を背負って生きて行かねばならなかったことは、〝戦争〟とは、どんなに大義名分を掲げても愚かなことだとしか云えないことだと改めて思います。どちらの側に立っても・・・。
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by CK_centaurea | 2006-12-16 23:49 | 映画・DVD・TV・演劇

のだめカンタービレ

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月9ドラマの「のだめカンタービレ」が面白い!
原作:『のだめカンタービレ』二ノ宮知子(講談社)のドラマ化。
リアクションが超オーバーなコメディ仕立てのドラマで、音楽大学に通う学生達の群像劇。
超個性派ぞろいの学生達。その中でも飛びぬけて個性的な〝のだめ〟こと野田恵(上野樹里)が主人公。天才的な能力を持ちながら、譜面どおりに弾けない彼女の夢は、幼稚園の先生なることだったけれど、ここにきてコンクールに優勝して、もう一人の主人公である指揮者を目指す千秋真一(玉木宏)と共に留学をすることが目標になる。
その課題曲のシューベルトのピアノソナタ第16番イ短調、に取り組む場面が必見。
竹中直人扮するフランツ・シュトレーゼマンがあまりにも奇妙奇天烈でチンケとも云えるのがちょっと退いてしまうけれど、結構マジで楽しめる。
真面目なクラシックファンにとっては、「冒涜だ!」ということになるのかもしれないけれど、ちょっと音楽好きな人には楽しめるドラマ。楽譜どおりに弾けない彼女はいつも「譜面どおりに弾け!」と怒鳴られている・・が、何故か彼女の演奏は人の心をつかんでしまう。
後、2回の放映でラストを迎えるけれど、一度観てみてください。

〝のだめカンタービレ〟情報は 
こちら→http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index.html                           こちらも http://nodame.yahoo.co.jp/
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by CK_centaurea | 2006-12-12 17:50 | 映画・DVD・TV・演劇
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 昨夕、吹田メイシアターに於いて、作家の水上勉さんの作品である、戯曲「釈迦内柩唄」(しゃかないひつぎうた)を観劇した。
 希望舞台の大阪府下公演の日程では午後7時開演となっていたのに、当日券を求めるために、早めに会場に着いたら、6時30分開演といわれた。不思議に思っていたら、何と、この日の公演は吹田市仏教会、65周年記念事業の一環としての公演だった。10月6日の大阪市内のドーンセンターでの公演に誘われていたのだけれど、生憎、久留米から帰阪する日だったので、一番近場の吹田市文化会館(メイシアター)で観劇することに・・・。劇の前に30分の仏教の式典がオマケ(失礼!)がついていた。別に式典に参加したいとも思わなかったし、場内ではほとんどの人が檀家の人たちらしく、オバサン連中のうるさいこと。いくら始まる前とはいえ、場所をわきまえてほしい!と思い、それもあって、しばしロビーで待つことに。
 午後7時を大幅に過ぎて、(式典の状態から演劇の舞台装置にするのに手間取ったらしい)やっと、お目当ての劇が始まった。随所でけたたましく笑う後ろのオバサンたち(そんなに笑うところじゃないやろ!と心の中で睨む)が少々迷惑だったけれど、舞台に吸い込まれる思いだった。
 一幕三場の舞台では、一場と二場でほとんど一人芝居のような主人公の薮内ふじ子役の有馬理恵さん(俳優座)の迫真の演技が心を揺さぶる。

 「釈迦内柩唄」
 釈迦内とは、秋田県にある地名である。村はずれの火葬場を生業とする一家。母を亡くし、今また父を亡くした三女、ふじ子の現在と回想を織り交ぜて劇は進行していく。父親は死ねばみんないっしょ。死人に貴賎はないと云っていたが、世間からは〝穏亡〟(おんぼう)と忌み嫌われていた。長女が何度も結婚と離婚を繰り返し、次女が独身でスナック勤めをしているのは、娘たちの実家の生業を知った恋人や連れ合いが彼女たちから離れていったためだと、ふじ子は今更ながらに知ることになる。太平洋末期に、ふじ子が小学生のとき、近くの花岡鉱山で強制労働をさせられていた朝鮮人が逃げてきた。誰も尋ねてくれる人がいないという家族は、山道を迷って灯りを頼りに一家の戸口にたった朝鮮人の彼を温かく迎え入れ、もてなすが、やがて、憲兵隊に捕まり殺される。憲兵は内密に朝鮮人を火葬にするように父親に命令するが、父親は頑として断る。「火葬許可証がなければ焼くことはできない」と。差別と非道に憤る父親の抗いである。父親を軍に連れて行こうとする憲兵に「私が火葬にします」と申し出る母親。悲しみをこらえながら、気丈にそういう母親は、夫と娘たちを守るために他ならない。不自由な足を引きずって炉の中の火をかき回している姿がせつない。
穏亡と差別されてきた生業を持つ一家、朝鮮人と差別されてきた逃亡者、つかの間の心のふれあいが観るものの心に暗く重たい課題をつきつける。

「釈迦内柩唄」希望舞台のこれからの公演日程
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by CK_centaurea | 2006-10-17 23:49 | 映画・DVD・TV・演劇

一週間遅れの〝母の日〟

e0057640_2255487.jpgトイレのドアノブに 青緑の袋がかけてあった。 → 
「ん?コレ何?」
次男「母の日!」
中を見ると、ハリー・ポッターのDVD「第4章 炎のゴブレット」だ!
この袋は、最近出版された「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を記念してのものらしい。

e0057640_2258617.jpg何を隠そう(って、何も隠してないのだけれど・・・)
私は、ハリポタがこんなに人気になる前に第一作目を読んでいる。
二作目、三作目と読んでいた・・・が、最近疲れてきた。
何しろ、持っているだけで疲れる本の重さ!
映画は原作を損なうもののほうが多いと思うが、これはなかなか良くできている。
と、私は思う。
ので、DVDを待っている昨今。
嬉しいプレゼント!
明日は、久しぶりにマイ・シアター・デーにすることにしよう。
Mille-feuilleの美味しいチーズケーキも買ってあるし・・・。

でも、フツー、ハリポタなんて、母から息子へ・・だよね。
息子から母への贈り物がハリポタなんて、珍しいかも・・・。

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by CK_centaurea | 2006-05-22 23:02 | 映画・DVD・TV・演劇