さもない日々の暮らしの中で ・・・  danslavie.exblog.jp

さもない日常の中で、出合ったこと、気になること、感じたこと・・・。


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カテゴリ:本(ジャンル不問)( 33 )

生きるってなんやろか?

 先日の九州新幹線初乗りの旅は、恩師のお見舞い日帰り旅でした。恩師はお元気になられてお仕事に復帰されています。81歳で現役、学院の理事長様です。ホント、見習わなくては・・・。日々、グウタラしている私です。
 さて、海外に行く以外は飛行機に乗りたくない私は、専ら列車の旅ですが、お供はiPod shuffleと本です。それから居眠りをするときのマスク(口を開けて眠るかもしれないので・・笑)
 iPod shuffleは初めて発売された時の細長いタイプをまだ使っています。
 「 shuffleは聴きたい曲が聴けない。と息子が言ってるわ」なんて、友達に云われたこともあるけれど、いいんですよ。好きな曲だけ入れているのだから・・・それに「今はこの曲じゃない」と思ったら、次に送ることも出来るのだし、持たない人の僻みだと聞き流しましたけれどね♪
 今回の本は
e0057640_122891.jpg 『生きるってなんやろか?』
 
 著者:石黒 浩・鷲田 清一
 出版社:毎日新聞社  
 価格:¥ 1,260


 科学者と
 哲学者が語る、
 若者のための
 クリティカル
 「人生」シンキング




石黒 人間の中身は機械で再現できるかもしれないし、心さえも制限できるかもしれない。そうしたときに、人間に残るものはなんだろうと考えはじめるわけです。この問いは、言い換えれば「人間とは何か」と「何が人間を人間たらしめているのか」ということでもあって、それを考えるのに僕は三つのヒントがあると思っているんです。
・・・・・略・・・・・
鷲田 つまり心というのは、最初から個人のものではなくて、個体差を超えたある種、共同的なものと言える。となると、もし世の中に自分一人しかいなかったら……。
石黒 感情は無い。
鷲田 おそらく心もない。


 勿論、私は若者じゃない(そんなこと分かってる!)し、ロボットに興味もない。けれども、結構面白かった。
 自分とそっくりなアンドロイドを作っている科学者が、非常に哲学的であることに気づかされたし、ほんとに、世の中に自分一人しかいなかったら、感情も心もないのか?と考えてみるのも面白い。
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by CK_centaurea | 2011-05-27 01:54 | 本(ジャンル不問)

佐野洋子 追悼総特集

e0057640_041325.jpg 昨秋亡くなられた佐野洋子さんの追悼総特集が出た。4月に刊行されてもう2刷。
佐野洋子さんときいてピンとこない人は「100万回生きたねこ」という絵本の著者といえば思い出されるだろうか。
 とにかく、佐野洋子さんのエッセイが面白い。2月に入院したときに持っていった「役にたたない日々」はすこぶる面白く、一気に読んでしまった。小気味いいエッセイ。
 「シズコさん」これは実の母を愛せなかった娘の葛藤を告白した本。
 佐野洋子さんという人は、とにかく正直な人だ。正直すぎるがゆえに周りの人を傷つけたりもするようだけれど、今どき、こんな正直な人は稀有だと思う。
 追悼総特集「佐野洋子」を読むと(まだ読了していないけれど)人脈の多いこと、多方面にわたっていることがわかる。執筆陣が豪華。必見(読)の価値あり!です。

追記:「出版社と価格を・・・」との、若い友人からのアドヴァイスがありましたので、追記します。
出版社:河出書房新社 文藝別冊  定価:本体1200円(税別)

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by CK_centaurea | 2011-05-18 00:05 | 本(ジャンル不問)

ku:nel vol.39

ku:nel という雑誌の記事の中にこんな文章がありました。
「そうそう、そうなのよね」と、いたく共感したのです。

e0057640_17394360.jpgベランダの花園
じゅうぶんな広さもなければ、栄養を含んだ肥沃な地面もない。
思うままにいかないのが、ベランダの庭づくり。
それでも、植物の要望を聞きながら
植木鉢を移動させ、日なたを求めたり、日陰を作ったり。
工夫を凝らして、手間を惜しまず。
年月を積み重ねたベランダの庭は、
やがて緑を茂らせ、ようやく花実をつける。
ときには、鳥が運んだ種が根づいて新たな芽を出すことだってある。
たとえ小さくても豊かな庭。
       

(文・つるやももこ)

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by CK_centaurea | 2009-08-04 17:53 | 本(ジャンル不問)
11月の初めに、酒井駒子さんの事務所から
★数年前から酒井が表紙装画を担当させていただいております福音館書 店刊の雑誌「母の友」09年の内容を詳しくご紹介するパンフレッ トができました。このパンフレットの裏面は、酒井が描いたバックナン バー表紙絵より4点をあしらった、2009年特製カレンダーになっ ていますhttp://fukuinkan.cocolog-nifty.com/hahanotomo/ お 知り合いに「母の友」をおすすめくださるのに最適です。ぜひご活用く ださい。このパンフレットをご希望の方は、希望冊数と送り先をハガキ にご記入のうえ、下記までご請求ください。〒113-8686 東京都 文京区本駒込6-6-3 福音館書店宣伝企画課「母の友」内容見本A 係。「母の友」の内容を知りたい方にはとても良いチャンスだと思います。
というようなお知らせが来ていまして、申し込んだのですね。昨日届きました。素敵なカレンダーです。どんなカレンダーかというと、それは下記のサイトにアクセスしてみてください。
http://fukuinkan.cocolog-nifty.com:80/hahanotomo/
カレンダーだけいただくのも・・・と思って、今年の12月分から定期購読を申し込んだのですが、内容がとてもいいので、結局2008年の1月分からバックナンバーを送っていただきました。
絵本情報もさることながら、お料理のことから憲法談義、絵本作家のアトリエ訪問&インタビューなどなど、盛りだくさんの内容で¥530(税込み)はと~ってもお得!何しろ酒井駒子さんの表紙でもありますし・・・。↓ 2008年12月と2009年1月
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by CK_centaurea | 2008-12-06 19:06 | 本(ジャンル不問)

「花の名前」

「花の名前」 高橋順子・文 佐藤秀明・写真 小学館 
まほろば歳時記シリーズ 「雨の名前」 「風の名前」 に続く第3集
単なる花図鑑でないところがいい。花の季節の日常や祭事などが綴られ、花にまつわるエピソードが書かれている。         例えば、「萩と芭蕉」の章では、
e0057640_11241957.jpg松尾芭蕉がいちばん愛した植物は「風雨に破れやすき」芭蕉だったが、萩の花に対しても並々ならぬ思い入れがあったようだ。
「おくのほそ道」の旅で萩の名所・宮城野をおとずれたときはまだ夏だったので、萩の句をものしてはいないが、北陸路を歩くころには方々で可憐なさまを見かけたようで、心を傾けた句を作っている。
 一つ家に遊女もねたり萩と月
遊女とは同宿しなかったのだろう。月光に照らされた萩の花を見ただけだったのだろうか。いや萩と月も眼前ではなかったかもしれない。
 萩の異名の一つに「月見草(つきみぐさ)」がある。古来人びとは萩と月の取り合わせを楽しんだものらしい。

と云った具合です。

 マメ科 秋を代表する落葉低木。古くから詩歌にうたわれ、「万葉集」中の植物ではもっとも数が多い。
鹿鳴草(しかなぐさ) 和歌の世界に、牡鹿の妻を萩とする見立てがある。萩の花の香りを鹿が好むともいう。「鹿妻草(しかつまぐさ)」「鹿の花妻」という異名もある。
秋知草(あきしりぐさ) ひっそりと紅紫や白の花をつけて、秋の訪れを知らせる萩の古名。
野守草(のもりぐさ) 萩は秋の七草の筆頭。秋の野守はこの花をおいてはない。

 
我が家の「秋知草」
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by CK_centaurea | 2008-10-10 12:05 | 本(ジャンル不問)

鬼雨

e0057640_22581171.jpg 鬼雨と書いて、「きう」と読む。 「鬼のしわざかと思われるような、並外れた大雨」と、「雨の名前」(小学館)という本に書いてあった。
 今日、アマゾンからこの本が届いた。ここのところアマゾンクリックをやたらとしている。その内容はおいおい語るとして、今日はこの本を紹介したい。
 美しい日本の情景のカラー写真とともに四季の雨の名前が収められている。
 「鬼雨」もその一つ。もっと情緒溢れる雨の名前があるのに、何故、これをタイトルにしたかというと、表紙に書かれた鬼雨をみて、「最近、頻繁に耳にするゲリラ雨って鬼雨だよね」と、思ったから。
 因みにウィキペディアによると集中豪雨のことを「別名ゲリラとも呼ばれる」との説明。
 そういえば、昨日(9日)の朝日新聞・天声人語で「二つの季節が行き交う空を『ゆきあいの空』と呼ぶ」とあった。なんとも優雅な響。残暑の厳しいこの時季だけれど、これなら許しちゃおうという気になる。
 「空の名前」こちらは著者が違って、出版社も角川。届くのが」楽しみ。「ゆきあいの空」は載っているだろうか。
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by CK_centaurea | 2008-09-10 23:12 | 本(ジャンル不問)
「闇の子供たち」 梁石日(ヤン・ソギル):著 幻冬舎文庫

e0057640_21182048.jpg 現在公開中の映画、「闇の子供たち」を観に行こうと思ったけれど、先に原作を読んでみることにして、手にした。
 これが単なるフィクションだったら、迷わず途中で読むのをやめて、書棚に戻したか捨てるかしたと思う。しかし、「目をそらしてはいけない」と言いきかせつつ読み終えた。何度も吐き気がした。録画した番組のCMを早送りするように読んだ箇所もある。幼児売買春の実態がグロテスクなまでに描写されている。
 タイの山岳地方の貧困層の家で生まれた子供たちが、実の親から売春宿に売られ、エイズにかかり、ゴミの山に捨てられる。10歳にも満たない子供たちである。世界各国からきた富裕層の人たちの性的玩具にされ、ある客はビデオに撮り、幼児ポルノとして売る。
 日本では認められていない幼い子供の臓器移植は多額のお金を積み、外国で行われている。この本の舞台、タイでの臓器提供者は貧困のために売られてきた子供だったりストリートチルドレンだったりする。しかし、多額のお金は子供やその親にいくわけではない。移植を担当した医師や仲介人、マフィアの手に入る。当の子供は生きたまま臓器提供者になり、闇に葬られていく。
 多分、映画ではこの臓器移植に焦点があてられ、描かれているだろう。命はお金で買える。他人の命を救うために、生きたまま臓器を摘出され、殺される。大人の性愛の玩具にされ、生きた屍とされる子供たち。
 そんなタイの貧困層の現実が容赦なく描かれている。
 映画を観に行く気持ちは失せた。映画を観ると過酷な現実が描かれているでしょう。でも、そこに描ききれない現実の方がもっと奥深いと思うから・・・。

 15~6年くらい前に、エクパットの活動をしていた人がいたけれど、どうしているかなぁ~、あの人。署名とカンパしかしなかった・・・。痛い・・・。
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by CK_centaurea | 2008-08-23 22:02 | 本(ジャンル不問)
へくそ花も花盛り 大道あや聞き書き一代記とその絵の世界 大道あや 語り・画  福音館書店
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 「原爆の図」で有名な丸木位里・俊さん。
 大道あやさんは、位里さんの妹さんで、60歳になってから絵筆を握り、絵本作家として活躍されたそうです。
 位里さん、あやさんのお母さんのスマさんは俊さんに勧められて70歳で絵を描き始めたそうですから、幾つになって何かを始められるってことですね。
 大道あやさんの幼い日々、兄と母、原爆・・と、戦前~戦後の波乱に満ちた人生を広島弁で語る。その語り口が柔らかくやさしい。
 あやさんのカラー図版もたくさん載っています。


鬼も十八、蛇も二十、へくそ花も花盛り
       (じゃ)       (一般にはへくそ葛も花盛り)

誰の言葉なんでしょう?目次の次の頁に書かれていました。

へくそ葛
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by CK_centaurea | 2008-08-20 22:27 | 本(ジャンル不問)
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中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録 <新潮文庫>        
                         **********


 ハーブ・ティーのような話。
 日常的なようで、日本茶やコーヒーのように日常的でない。少なくとも私には。
 映画化されることになって初めて知ったこの本、「西の魔女が死んだ」。
 長男は5~6年前に読んでいたらしいけれど。
 西の魔女ことお祖母さんがとてもいい。
 映画では、シャーリー・マクレーンさんの娘さんで、サチ・パーカーさんが演じている。
 映画はまだ観ていないけれど、きっとイメージどおりだろうと思う。

 「魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。」
 あと、五感を研ぎ澄まし磨くことだろうか。さすれば、多分、誰もが隠れて持っているシックス・センスが目を覚ますかも知れない。

 最近、長期入院している友人にもこの本を贈った。肩をこらさず読めると思って・・・。
 「何気なく、さりげなく深いテーマにふれているのでしょうか。一気に読みました。」とメールが。
 「お互い、魔女修行に精進しましょう」と返信。

 私も、魔女になろう!あなたも一緒に魔女修行しません?
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by CK_centaurea | 2008-07-10 19:09 | 本(ジャンル不問)

第38回 赤い鳥文学賞

 たかしよいち(高士與市)先生が『天狗』』(ポプラ社刊)で、赤い鳥文学賞を受賞されました。
 今日はその授賞式だったようです。
 たかしよいち先生と最初にお会いしてからもう5年近くになるでしょうか。初めてお出会いした頃、「語り部の会」の講座を受講し終えた私は、何か腑に落ちないものを抱えてモヤモヤとしていました。そんな折、ある方から、たかし先生をご紹介いただいて、いろいろ質問させていただき、腑に落ちなかったことも解決し、吹っ切れました。
 その時に、プライベートな本棚から何冊かのご本も頂戴して、その後、授業で使われた『へそどろぼう』のビデオを送って下さったり、その感想を書いて送ったり・・・と、以来、交流が続いています。
 一番最近では『がわっぱ』のイタリア語(イタリアで出版された素敵な装丁の本)版、と妖怪三部作の『鬼』を自筆サイン入りで贈ってくださいました。今回受賞されたのは、その妖怪三部作の中の『天狗』です。
 たかし先生は80歳近いごお齢でありながら、そんなことは微塵も感じさせない、青年のようにさわやかで好奇心があり、まだまだ創作意欲が枯渇されない素敵な方です。
 たかしよいち先生が、今回の「赤い鳥文学賞」を受賞されたことはこの上ない喜びです。
 ほんとうに、おめでとうございます。心より、お祝い申し上げます。
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 西日本新聞にそのニュースが
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/31088

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※ たかし よいち  プロフィール     
高士與市。1928年、熊本県に生まれる。
1978年、椋鳩十氏の後任として鹿児島女子短期大学に赴任。
のち、久留米信愛女学院短期大学に移り、現在同短大名誉教授・学院図書館長。
代表作・長編創作『竜のいる島』(サンケイ児童出版文化賞大賞・国際アンデルセン賞優良作品)他。福岡県久留米市在住

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◆赤い鳥」概要
童話童謡雑誌『赤い鳥』は、大正デモクラシーを背景として大正7(1918)年7月に、当時 夏目 漱石 門下の鈴木 三重吉が、現在の豊島区目白で創刊した月刊の児童文芸誌で、北原 白秋らの献身的な協力を得て、わが国の近代児童文学の基礎を築いた。
 昭和11(1936)年の三重吉の他界とともに廃刊したが、「子どもたちのために芸術として真価ある純麗な童話と童謡を創作する」という三重吉の理想と、功績は今も色あせてはいない。
◆赤い鳥文学賞
 三重吉の遺志を継承した児童文学者・坪田 譲治(故人)らが発起人となり昭和46(1971)年に制定。年間の創作児童文学作品(童話・小説など)の中から優れた作品に贈られるもので、『赤い鳥』の歴史を記念して、創刊日である7月1日前後に毎年贈呈式を開催している。(Webサイトより)

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by CK_centaurea | 2008-07-01 22:42 | 本(ジャンル不問)