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さもない日々の暮らしの中で ・・・  danslavie.exblog.jp

さもない日常の中で、出合ったこと、気になること、感じたこと・・・。


by CK_centaurea
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上野千鶴子さんにもの申す

 TV朝日「徹子の部屋」今日のゲストは東京大学大学院教授で、社会学者・上野千鶴子さん。上野千鶴子さんにもの申す_e0057640_17392289.jpg 
 上野さんの著書「おひとりさまの老後」がベストセラーになっていることもあり、独りで老後を迎える準備や「介護されるときの心得10ヵ条」など、が話題であった。
 上野さんはシングルライフの人で、シングル・アゲイン(生き別れ、あるいは死に別れで独りになった人)に、「お帰りなさい」という気持ちなどとも語っておられた。

 その中で、上野さんの言葉の中で「ン?」と解せないことがあった。
 「徹子さんもそうでしょう。私には老後の面倒を看てもらう子どもがいないから・・・」
 「親の介護をしながら、よかったわね、私のような子どもをつくっておいて・・・。」
 ナニ、ナニ、ナニナニナニ?!子どもは親の老後の面倒を看るために生まれてきたのか?親は子どもに老後の面倒を看てもらうために産むのか?と、思わずつっこんでしまった。
 「おひとりさまの老後」が出版されてすぐに、一度は読んでみようかとアマゾンをクリックする手前までいったけれど、「イヤ、マテマテ書かれてあることは大体想像はつく。それにこんなキャリアもあって、貯蓄もあるだろう人の述べるウンチクなど、私の役に立つとも思えない」と、クリックする手を止めた。

 子どもはいるだけで、嬉しいし、楽しいし、苦労もある。それだけのこと。
 子どもの世話になるかも知れない。でも、育てたからといって面倒を看てくれて当たり前とは思わないし、出来るだけ子ども達の世話になりたくないと、今は思っている。もしかしたら、老いた身で子どもの世話をしなくてはならない事態になるかも知れない。先のことは誰にもわからない。

 上野さんの著書、買わなくて正解だったと、思う。

******************************************** 写真は「徹子の部屋」のサイトより 
by CK_centaurea | 2008-03-18 21:26