さもない日々の暮らしの中で ・・・  danslavie.exblog.jp

さもない日常の中で、出合ったこと、気になること、感じたこと・・・。


by CK_centaurea
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歌わせたい男たち

芸術の秋。第三弾は演劇鑑賞。だから、というわけではありませんが、
11月23日、「歌わせたい男たち」ニ兎社公演をドラマシティで観て来ました。


e0057640_11336100.jpg歌わせたい男たち

●作・演出
永井 愛

●出  演
戸田恵子(仲ミチル・・音楽講師) 
大谷亮介(与田是昭・・校長)
小山萌子(按部真由子・・養護教諭)
中上雅巳(片桐学・・英語科教師)
近藤芳正(拝島則彦・・)社会科教師




  売れないシャンソン歌手だった仲ミチルは、ようやく、ある都立高校の音楽講師という今の仕事にありついた。今日はミチルが初めて迎える卒業式。国歌斉唱の際、伴奏をするようにと校長の与田から命じられていた。だが、ミチルはピアノが大の苦手、おまけにアガリ性でもある。「私のせいで厳粛な式が台無しになっては・・・」と、ミチルは早朝から音楽室にこもり、伴奏の稽古に励んだ。だが、極度の緊張のせいか、指が震えだし、おまけに眩暈までしだした。そのせいで本番で着る服にコーヒーをこぼしてしまい、服を乾かしている間に保健室のベッドで休んでいる。その間も「本番で間違えたらどうしよう」と、焦りはつのる一方だそこへ、校長の与田が保健室へやって来た。そのうちに「服が乾いた」と養護教諭の按部が戻ってくる。着替えたミチルの服に校長は唖然とする。ステージ衣装さながら・・。が、着替えに帰っている時間はない。そうこうするうちに、英語教師の片桐、社会科教師の拝島も出入りして、保健室でストーリーが展開していく。
  実は、今日「君が代」の伴奏が無事に行われることは、ミチルだけの問題ではなかった。都議会委員、教育委員関係者も列席する中で、「君が代」の斉唱を拒否し、着席してしまう者が出たら、校長の指導力が問われかねない。校長の与田や、「君が代・日の丸」推進派の教師にとって、肝心のピアノ伴奏者に不調が生じてはまずいのだ。しかし、教師の中には、「君が代」斉唱に反対して不起立宣言をしている者や、全く無関心の者もいて、今回のハプニングに対する彼ら・彼女らの反応は様々である。
  不起立宣言をした教師のクラスにいる在日コリアンの生徒が、担任に迷惑をかけたくないとの思いで、今年は起立するという。退職した職員の「君が代斉唱時の不起立」を訴えかけるビラの配布。それに介入する警察。そんな問題も絡める中、それぞれの思惑が交錯する。
保健室に立て篭もってしまった音楽教師に焦点を当て、人間にとって「内心の自由」とは何かを問いかける。時には小泉首相の靖国参拝も皮肉り、暗く重いテーマながらコミックに描かれている。
  カーテン・コール3回。鳴り止まない拍手。通路という通路に補助イスがでる盛況ぶりでした。とてもよく出来た脚本でした。
  アンパンマン役や、ジュリア・ロバーツの声の吹き替えなど、声優としても知られる、戸田恵子さんが秀逸でした。


=おまけ=
ドラマシティの隣にあるホテルでは、大きなクリスマス・ツリーが・・・
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観劇のあと、ちょっと贅沢にホテルでお茶しました。
「いが栗のモンブラン」美味しかったです。
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by CK_centaurea | 2005-11-24 11:41 | 映画・DVD・TV・演劇